スペイン パラドール de 夕食4−コチニージョ

コチニージョ



さて、パラドールの夕食の続きを書きます。今回は、この地方の料理、コチニージョ(豚のカマ焼き)。でも、これ、実は乳のみ子豚のカマ焼きなのです。赤ちゃん子豚を、丸焼きにしてしまう、というのを想像しただけでも、食欲半減ですが、vengavaleの連れはおいしそうに食べていました。


そのほか、ここの地元料理は、羊の丸焼きもあります。これも、ラム(子羊)なので、ちょっと想像すると可哀想な気がします。でも非常においしいそうです。


vengavaleはメインに野菜のパスタをいただきましたが、これは地元料理というよりも、地元の食材を使っているという、クリーム仕立てのパスタ。ドライフルーツも使ってあるので、甘い味でした。ちょっと甘すぎの感があるので、もう少し押さえたほうが、クリームに合うのではないか、と思ったのであります。


それと、パンが非常に美味しかったです。ここは、かごにいっぱいの熱々パンを持ってきてくれて、自分で選べるという、スペインでは珍しいパターンの給仕なのですが、「ブルゴスのパン」というのが、非常に美味。これは試して損はなし。


それでも、パラドール・デ・レルマのレストランは、カマレロ(ウェイター)がとても良く、てきぱきと働いていました。最後の珈琲を頼んだら、カフェ・コン・レチェ(ミルク入り珈琲)を。カフェ・コルタード(エスプレッソ)と聞き間違えて持って来ましたが、「コン・レチェって言ったんですよ」と言ったら、すぐ代えてくれたので、それはご愛嬌。リッチな気分で、夕食を終えたのでありました。