セゴビア3−白雪姫のお城2

vengavale2007-06-13


今日は天井と壁に注目。玉座の間を後にすると、隣の部屋の天井はまるでお船のよう。【写真参照】

これは、ガレー船の間と呼ばれ、やはりこの天井が船をひっくりかえしたような形から来ているそうだ。これも火災で消滅。のち復元された。

寝室の天井は、こんな感じ。 縄帯の間はこんな感じ。 松かさの間はこんな感じ。 そろそろ首が痛くなってきたので、壁の話にうつりたい。

ステンドグラスが実にきれいだ。しかも、逸話を題材にしているので、マンガのように楽しめる。 これは、残酷王ペドロ1世(14世紀)が異母弟エンリケ2世に殺されるところと、そのエンリケ2世の息子がファン2世が落馬で死亡する場面が描かれている。顔はひょうきんだが、結構残酷だ。

これはエンリケ4世。サンティアゴ・デ・コンポステーラで有名なサンティアゴ(モーロ人を退治した人)をモデルにしているそうだ。偉大なナポレオンの像が、偉人の姿をかりて描かれるような感じ。でも、顔はひょうきん。

なにからなにまで楽しめる建物だ。

つづく