バルセロナ2−聖ピラールの祝祭とピカソ美術館

vengavale2007-10-18


10月12日はスペイン全土で祝日です。聖ピラールをお祝いする日だそうです。

ゴシック地区手前のカテドラル前では、なにやらオーケストラの奏でる軽快な音楽が聞こえてきます。人々が群れているので、何が起きているのかなと思って近づくと、ご老人達が輪になって踊っていました。カタルーニャ地方の踊りだそうです。手をつないで、足でステップを踏む、フォークダンスのような感じです。

ここはツアーの待ち合わせ場所にもよく使われるらしく、日本人らしいグループが集まっていました。以前来たときには、見かけなかった、人間タクシーや、貸し自転車 もありました。

そこを通過して、ピカソ美術館へ。ここは、ピカソの作品が初期の頃から見られて、ピカソ好きな人にはたまらない美術館でしょう。初期(子供の頃)は、非常に古典的な写実的な絵を描いていたのですが、だんだんと抽象的な絵に移って行った経緯がよくわかります。

面白いのは、プラド美術館にあるベラスケスの有名な絵「ラス・メニーナス」をパロディ化した絵の数々。ゆうに20枚以上のパロディの絵が、元のベラスケスの絵と重ねられるスライドショーもあり、非常に面白かったです。

おまけ。 美術館外のヘンなもの。