パトネス

vengavale2007-11-27


vengavale、スペインに舞い戻りました。

週末、マドリッド郊外北部パトネスに行ってきました。パトネス・デ・アリバというちょっとした山間の街です。

マドリッドに住んでいるなら知らない人はいない、とは地元の友人の話。非常にキレイなところだとか。

行ってみると、確かに観光地らしく、車がたくさん停まっていました。小さな街なので、日帰り旅行には最適です。

特産品は蜂蜜。こちらでは、蜂の花粉を固形にしたようなものは、健康食品として好んで食されているとのこと。でも、ちょっと気持ち悪いので、蜂蜜だけ買ってみました。

 ちょっと登ると、元は沢山のレンガづくりの住宅があったような跡がたくさん。山が身近に見えて、風光明媚ですが、少し淋しい感じです。

いろいろと観てまわったあと、バル・レストランに入ってみました。小さなバルには先客が2組。vengavaleたちはさほどおなかがすいていなかったので、ピンチョスとワインを注文。 これが意外とおいしいのです。パンの上に、マッシュルームをにんにく、オリーブオイルでいためたものに、パセリの葉がちりばめられたようなシンプルな具なのですが、まろやかでパンによく合う味。おなかがすいていなかったのが、もったいないくらいでした。

人があまり来ないからねえ〜と少し嘆き気味のバルのご主人。その日は日曜のランチ時だったのですが、レストラン部には誰も入っておらず、今日のお客はvengavaleたち含めて3組らしく、従業員たちは、ヒマそうでした。様子を見に、厨房から顔を出すさまが面白かったです。

サービスなのか、3組全員に、タコを炒めたものを一皿くれました。これも非常においしかった。レストランで定食を頼めば、きっとおいしかっただろうな、と後悔しきり。

ここは春になると花が咲いて、もっとキレイだろうなあ、としばし春に思いをはすのでした。

追記:ここはダムも有名らしく、大きな水道のパイプも見えます。ダムおたくにはたまらないところかも?!