スペイン料理2−クリスマスチキン

vengavale2007-12-13


クリスマスも近づくと、日曜日には閉まっている店やデパートも、週末は開いていて、クリスマス商戦に大忙しです。

スペインでもクリスマスにはチキンを食べます。七面鳥は、アメリカだけのようです。

今日はそのクリスマス用チキンの作り方をご紹介。

「ポジョ・デ・ナビダ」
1)まず中に詰めるものを作ります。豚肉100g、りんご1個、干しブドウ100g、干しプルーン8個、干しアンズ8個、玉ねぎ小一個をすべて一口大にきります。干しブドウはコニャックにつけて置きます。
2)フライパンにラード大1入れ、1)の材料を炒めます。その後、コニャックごと干しブドウを入れ、さらに炒めます。
3)塩大1/2、こしょう少々、松の実大2を入れ、さらに炒めておいて置きます。

4)チキン一匹にラードを塗りたくります。
5)先ほど作った詰め物を詰めます。
6)タコ糸で手足を縛り、中身が出ないようにします。
7)塩、こしょうを振り、後ろの方にもラードを塗りたくります。
8)150℃でキツネ色になるまで1時間焼きます。
9)一度出して、コニャック80cc、お好みでポテトなどを入れて、さらに2時間焼きます。
10)出来上がったら、お皿に盛り、中身とクレービーソースは別の皿にだして、サーブします。

チキンの足に慣れている日本人にとっては、淡白で大きいこのチキンが珍しいかもしれません。中身は甘いので、淡白なチキンの付け合せとしてはグッド。クリスマスの料理は総じて甘いそうです。