祇園祭ー山鉾巡行2
山鉾巡行で会った親切なおじさんに連れられて、おじさんがいつも参加しているという鉾の保管場所まで移動。 保管場所に来ると、まず鉾に乗っていたひとが、階段から二階におり、着替えが始まります。
みんなが鉾から降りると、解体が始まるのですが、この車輪の大きいこと!
内部は、木の枠組みが、縄で厳重にしばられ、固定されています。
木の重さ、縄の重さ、そして人の重さで、鉾はかなりの重量になるというのには納得がいきます。車輪は、3年くらいで補修が入るらしいです。
おじさんがその解いた縄のお土産をくれて、厄除けに飾っておくようにいわれました。いろいろ案内してくれて、お土産もたくさんくれたおじさん。また来年も絶対見に行きますね!と誓って別れたのでした。
京都でいい人に出会えて本当によかったです。
祇園祭2−山鉾巡行
7月17日は祇園祭のクライマックス、山鉾巡行でした。32のさまざまな山鉾が市内を練り歩く様子は、本当に圧倒されます。大きな山鉾もあれば、傘だけで練り歩くもの、カワイイ魚やカマキリがついた鉾もあり、見ているだけでウキウキです。
炎天下のもと、四条通に場所をとり、まず烏丸通へと合流する山鉾を見物。
山鉾はかなり高いので、信号もこの日ばかりはたたまれてしまいます。 朝9時ごろから始まる巡行ですが、山鉾はのろのろ。すぐには進まないので、ホントに時間がゆっくりと流れます。
烏丸通で見る人が多いですが、四条通のほうが歩道が広いので、割とゆっくりと見られます。四条通を通らない鉾は見られませんが、ゆったりとみるのがおすすめ。 こんな大きい車輪なので、方向転換するにもかなりの時間がかかります。最大の鉾『月鉾』は12トンもあるそうで、そうすると車輪もぎしぎしいってしまいます。方向転換には、竹を薄くさいたものと水を使います。
でも、一番の穴場は、鉾が戻ってくる新町通です。ここは道が狭いので、鉾を間近で見ることができます。 ここで、となりに来たおじさんと偶然言葉をかわしたのですが、このおじさん、もう40年間も山鉾を動かしているというベテランなのです。今年は事情があって、参加せず、見学にしたということで、少し話をすると八坂神社の鉢巻きをくれたり、山鉾のことたくさん教えてくれたり、とても親切にしてもらいました。
祇園祭
祇園祭、今日から宵山始まりました。市内は小雨の降る中、各路地に山鉾が待機し、今週末の本番までお化粧をととのえています。
7月10日は、八坂神社で、お迎え提灯と神輿洗の儀式が行われました。午後6時ごろから、男たちが二台の神輿を中央の舞台に運び、そこで神輿を飾りつけます。
結構重いらしく、掛け声で「せーの!」でやらないと落ちてしまうみたい。ふんどし姿のおじさんもいました。
飾り付けが終わると、大きな松明に本殿の宮司さんが火をつけます。
その火のついた松明、やはり巨大で、5人くらいが抱えて、裏門から四条大橋まで行って、帰ってきます。道を清める意味があるそうです。帰ってくるときは、表の門から入るので、来るまでに八坂の階段には水がまかれます。火事にならないようにですが、階段の下段で火は消されるので、ここもお清めの意味も入っているのでしょう。
松明が境内に入れられ、神楽舞台の前で神事をすませ、今度は神輿を裏門から四条大橋へ運びます。ここで、見物人は四条大橋に移動。午後8時ごろです。
いつもはバスも通る四条大橋には、真ん中にこんなものが。
この中央で、神輿を一端おろし、鴨川の水を周囲にばらまいたりして、清めます。子供らも水を浴びさせられていたので、子供も何か神と人間の媒体の一種に使われているのかもしれません。
四条大橋は見物人でごった返し、朝の山手線状態でした。行事が終わっても、人が動かず、中央にいたvengavaleは20分くらい立ち往生。結局橋の道路側にいた人たちが、手すりを乗り越えて車道に出たおかげで、徐々にすいてきて、流れができましたが、結局八坂方面にいったん戻り、河原町へと向かうという、遠回りしました。いったい河原町方面の橋の端にいた人たちは、何していたんだろう。ずっと立っていたのかな。渋滞の先頭ってどうなってるんだろう、というのと同じ疑問を持ちました。
祇園祭は1カ月続きますが、10日の行事でいよいよ始まったなと実感がわきました。そして、今日から宵山へ。祇園ばやしも聞こえ、夜には出店もでて、車両通行止めになるので、スムーズに歩けるし、いよいよお祭り気分盛り上がってきました。
石上神宮・大神神社
さっこんのスピリチュアルブームや、平城京遷都1200年祭などの影響で、観光ブームの奈良に行ってきました。
まず、石上神宮。天理教で有名な天理から歩きます。商店街を通るのですが、もうそこは天理教グッズ一色。天理教の半纏とか、鉢巻きみたいなものとか、すべて揃います。しかーし、vengavaleの目的は、石上神社。しかも、その後大神神社まで歩いていこうとする計画だったのです。
よい天気だったので、商店街で帽子をゲット。(普通の帽子)。そして、歩くこと10分くらい。石上神社に到着。
ここは布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)がご神体。最古の社殿などもあり、落ち着いたよい神社です。
そして歩いた歩いたハイキングコース。途中、農家を通り抜けるのですが、イチゴなども売っており、洗い場も自由に使っていいところもあるので、さっそくイチゴを洗い、歩き食べ。甘くておいしかった。
途中ランチもしたけれど、結局3時間くらい歩いて、大神神社にたどりつく。ここは、拝殿のまわりにたくさんの神社があり、病気治癒祈願のご神水もあったりして、なかなか見どころありです。
ご神体は三輪山なので、山自体に入るには決まった時間に来なければいけません。vengavaleたちが着いたのは夕方だったので、すでに閉山。山に登りたければ、午前中来るべきです。
もう夕方だったけれど、一応名物の三輪そうめんを食べましたトッピングの卵やえびなどもありますが、そうめんで1000円って、高いかな?
まあ、縁起ものだと思えば・・
神社の周りのお土産屋さんでは、三輪そうめんの切れ端が安く売ってました。さすが地元です。
*[韓国] 買い物のその後
前回は、韓国ソウルの金浦空港免税店で買い物をしたら、中身が欠損していたというお話でした。
クレーマーvengavaleは、今回ばかりは相手が韓国なので、半ばあきらめつつクレームをつけてみました。
先ずは、その商品の本社のサービスセンター。アメリカだったので、英語で事情をメールする。
しかし、なしのつぶて。
今度はその日本支社のサービスセンター。今度は日本語で事情をメールする。
すると、3日後に返事がやってきた。
その商品は、免税店独自で取り扱っているので、直接免税店のほうへ問い合わせてくれ、との返事。
うーん。たらいまわしか?
電話番号を書いてきたので、その番号へかけてみると、コール20回くらいで、やっと人間がでた。
冷静に、事情を説明すると、意外とスムーズに商品を着払いで返却してくれれば、韓国から商品をもう一度取り寄せて、自宅に送ってくれるとのこと。
ほお。これは意外といい対応だ。しかし、世界を駆け抜けるクレーマーvengavaleは、これで終わらないことも知っている。アメリカや英国で、散々クレームしても、絶対一度ではうまくいかないことを、何度も経験しているのだ。
ともかく、商品をその免税店日本支社に送った。さて、何日で新しい商品が届くのか。その前に、本当に届くのか。また経過を報告したい。
そんなことしていたら、最初になしのつぶてだった、本社への英語メールが、日本の支社に転送されていて、また日本支社のサービスセンターからメールが来た。答えは同じで、直接免税店に連絡してくれとのこと。
時間はかかったけど、意外とちゃんとしているな、と思った。
【写真は韓国のスイカ】